2000年前のキリスト2006/01/27 11:30

キリスト教Q&A第二弾!

Q. 2000年前に十字架に架かったキリストと、私たちとが関係があるとは思えないのですが?

A. 神様は「永遠」のお方なので、私たち人間と時間の捉え方が全く異なると言うことができます。

聖書では、「神にとって、1000年は1日のようだ」という言葉がある(Ⅱペテロ3:8など)。80年程度しか生きられない私たちにとって、1000年はとてつもなく長い期間のように思えるが、永遠に生きておられる神様にとって、1000年は昨日のことのようだと言うわけです。すると、神様にとっては2000年前のことは2日前ぐらいのこと、2000年後のことは、2日後ぐらいの感覚ということにでもなるでしょうか。

それに、神様は、永遠のお方なので、時間に拘束されない。むしろ、時間を超越している方なので、神様がお定めになったその時に、たった一度キリストの犠牲が払われれば、それが永遠の効力を発するということ。

そして、より大事なことは、キリストは十字架で死んだ後、3日目によみがえり、天に昇ったので、今も生きているということ。今生きているキリストにより、罪の赦しという救いは、十字架の死より2000年たった今の私たちにも、およんでいる。キリストは私たちのために、絶えずとりなして下さっているのだと聖書は語っている。