w杯日本代表2006/05/15 20:00

本日、ドイツW杯の日本代表選手23名が決まった。

おおよそ、予想通りだったが、FWの久保がはずれて、若手の巻が選ばれたことは、驚いた人も多いのではないだろうか。久保と言えば、ジーコジャパンで最多得点選手。しかも、出ている試合数に対する得点率が非常に高い。高さもあり、ポストプレーもできる。不器用そうに見えるが、実は結構器用なFWとして定評があった。

だが、腰痛をはじめ、いくつか体に爆弾を抱えているという理由ではずされたようだ。コンディションが整わなければ、どんなに才能のある選手も、力を発揮できない。

誰であれ、自分の一番良かった時の姿というものが、脳裏にこびりついている。あの時は、あんなに上手くできたのに、なぜ今はできないのか・・・。そこで苦しむことがある。上手くできない自分、力を発揮できない自分は、本当の自分ではないと思いたい。

だが、力を発揮できない弱い自分もまた、事実本当の自分である。怪我をして、調子が悪くて、あるいは加齢のために、最高に良かった時のようにはできない自分。それも事実、私自身なのだ。

神様の前に、今現在のありのままの自分を受けとめていくこと。これもまた難しく、しかし大切な事であると思う。